第3040段 「達」といふ敬語の使ひ方
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年10月10月6日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
まう一首、次の歌
「達」とふは 本来敬語 犬小鳥
猫にも付けて 敬はれゐる
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は「達」を付与しなんにでも複数化する
現代語に対して強き違和感をいだきての作なり。
「私達」「子供達」等は許せる範囲内なれど
「過去達」などとは呆れて嘆くばかりなり。
而して、歌会での評価はその点の理解と評価はされず
低き得点にとどまり無念なり。