第3038段 現代の若者の歌に対しての感慨
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年10月上旬の或る日
現代短歌界の【何でもあり】状態を憂ひ
まう一首、歌を
奇を衒ふ 作多くして 現代の
若者の歌 ついてはゆけず
或る生物学者曰く「なぜ?寿命があるのか?」
の問ひに明確に答へて曰く
「環境の変化に対応出来ないから」と。
その学説に従へばその男の歌のスタイルが
時代に合はなくてなってゐるのか。。
そのスタイルに殉るしか
残されたる道はないのか?
頬杖を衝き悩みけり。