新編・伊勢物語 第3032段 継子の尻拭ひの命名由来 星原二郎第3032段 継子の尻拭ひの命名由来 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和6年9月9月下旬の或る日 或る短歌大会の作品集を読みて 或る作者の或る作品が目に留まり 更にまう一首、歌を 如何ならむ 命名の由来か 知らざれば 継子の尻拭ひに 頬杖をつく 如何にしてこの残酷なる名前となりしかは 植物図鑑等にて調べれど確かなることは判明せねば 彼の偉大なる植物学者の牧野富太郎博士に訊きたかりしが その手立てを持たざれば賢明なる読者子に 連絡を願ひ奉りけり。