新編・伊勢物語 第3029段 神の声も聞こえる補聴器 星原二郎第3029段 神の声も聞こえる補聴器 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和6年9月下旬の或る日 その男、聴力の低下に悩みたれば つひに補聴器の購入を決意し試供の補聴品を 装着しての生活を始めけり。 補聴器に対しての想ひを 歌に 神様の 声も聞こえる 補聴器なら ノーベル賞ものだ 絶対売れる と詠みしかど現実的には限りなく不可能に近き可能性なれば 老いの妄想とぞ覚えけり。