新編・伊勢物語 第3009段 宇陀の又兵衛桜 其の⑨ 星原二郎第3009段 宇陀の又兵衛桜 其の⑨ 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和6年8月9月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』286号に 【宇陀の又兵衛桜】と題し連作17首を発表し 評価を世に問ひけり。 その9首目の作は 詠まれなば 桜も笑みて 頷かむ 褒めて讃へて 命嘉(よみ)する ※「命嘉する」とは、褒め讃へることなり。 又兵衛桜を擬人化しての作なり。