新編・伊勢物語 第3005段 宇陀の又兵衛桜 其の⑤ 星原二郎第3005段 宇陀の又兵衛桜 其の⑤ 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和6年8月9月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』286号に 【宇陀の又兵衛桜】と題し連作17首を発表し 評価を世に問ひけり。 その5首目の作は 大和宇陀 碧(へき)羅(ら)の天の 朝にして 又兵衛桜 咲き盛りなり ※「碧羅の天」とは晴れ渡りたる青空の意なり。 而して、行きたるは4月5日の早朝なり。