新編・伊勢物語 第3004段 宇陀の又兵衛桜 其の④ 星原二郎第3004段 宇陀の又兵衛桜 其の④ 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和6年8月9月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』286号に 【宇陀の又兵衛桜】と題し連作17首を発表し 評価を世に問ひけり。 その4首目の作は 又兵衛の 遺跡(ゆいせき)の地の この宇陀に 無念伝へて 桜がひらく ※遺跡とは物事のあった跡地のこと。 具体的には戦国時代の武将の後藤又兵衛基次の 屋敷跡と伝はる地を指すなり。