第2986段 猛暑の日々の昼餐に迷ふ
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年8月の中旬の或る日
猛暑の続けばエアコンの効きたる自宅内にて過ごし
歌を
とつおいつ 今日の昼餉は 何にする
冷蔵庫開け 決めかねてゐる
その男の夏の昼餉の定番といへば
冷麦、素麵、笊蕎麦、笊饂飩なれど
連日となれば流石に飽き
外食となるのであるが猛暑なれば
出掛ける勇気もなく
冷蔵庫と冷凍庫内の食材を見繕ひ済ませけり。
※「とつおいつ」とは「あれやこれやと迷ふ事」の古語なり。