第2978段 夏山にて遭難の友
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年8月4日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
次の歌
夏山で 遭難だとか そうなんだ
その後の友の 安否を知らず
を事前に提出し臨みけり。
歌の心はその男の東京の歌の仲間のY氏の事にて
東京近くの山にて遭難しヘリコプターにて救助され
その後、スーパーにて転倒し大怪我を負ひ
奥様に先立たれと不幸続きの噂の友の事なでども
【遭難だ】と【そうなんだ】がオヤジギャグととられ
狂歌まがひと批難され点を得るには至らず。
されど会員の笑ひを誘ひたれば
この歌はこれにてよしと頷きけり。