第2979段 俳句の高浜虚子の造語「古壺新酒」
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年8月4日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
まう一首、次の歌
「古壺新酒」 俳句の虚子の 造語なれ
歌でもいへる 歌こそいへる
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は古き形式の俳句といふ器に新しき内容を盛り込もう
と考へた高浜虚子先生の説を踏まへて
俳句より短歌こそ、通用する説との持論なれども
三句めの【なれ】の叙法に異議を唱へる者ありて残念なることこの上なし。
古語の【なれ】の意味は口語の【なれど】なり。