第2963段 西尾の温泉施設「茶の湯」にて
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年7月の或る日
三河の国は西尾市にある温泉施設の「茶の湯」へと行き
温泉浴を楽しみ
歌を
天候は 曇りなれども 茶の湯にて
気分爽快 六根清浄
と詠み、寛ぎ夏の半日を楽しみ過ごしけり。
通常、茶の湯といへば茶道をいふのであり
西尾はその抹茶の生産の盛んなる地域にての命名とぞ覚えけり。
而して、茶道の「茶の湯」とは違ひ温泉施設なれば
あへて呼称を「さのゆ」とぞせしと思ひけり。
下句の四字熟語、大和言葉にて申せば
「心も身も清々し」なり。