第2962段 疾風に勁草を知る譬への歌
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年年7月7日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
まう一首、次の歌
疾風に 勁草を知る 譬へあり
こたびの危機に どうする社長
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は「疾風に勁草を知る」とは
中国の古典の後漢書の「王覇伝」に出てくる故事にて
その意は「激しき風が吹いて初めて強き草であるかが見分けられる」なり。
この歌の言はんとするところは、昨今の企業の不祥事が
明らかになりたる時の責任者の対応によりその責任者の器の大きさが
判断できるのではとの思ひの作なり。
結句の措辞はNHKの大河ドラマのタイトルの一部をいただきての表記なり。
而して、歌会での評価は上の句を理解されず
低き得点となり残念なることこの上なし。