第2940段 連作「北海道を」 その38十勝岳温泉の凌雲閣にて
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年6月
その男の所属する短歌の結社である「桃の会」の
発行する季刊誌の「桃の会だより」57号に
『北海道を』をと題し連作43首を発表し
評価を世に問ひけり。
その連作の第38首目は
滞在は 数時間なれど 佳き湯にて
のどにくつろぐ 十勝岳温泉
十勝岳温泉はその男の好む硫黄温泉なり。
露天風呂が自慢の凌雲閣に行きて
寛ぎ残雪の十勝岳連峰を望み見て堪能し
温泉との一期一会を楽しみけり。