新編・伊勢物語 第2924段 連作「北海道を」 その24旅人の比喩 星原二郎第2924段 連作「北海道を」 その24旅人の比喩 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和6年五月上旬の3日 その男の所属する短歌の結社である「桃の会」の 発行する季刊誌の「桃の会だより」57号に 『北海道を』をと題し連作43首を発表し 評価を世に問ひけり。 その連作の第24首目は 蟻となり ガリバーとなり 歩みゆく 北海道の 大地はつ夏 この歌の心は雄大なる北海道の大地を旅しての感慨の作なり。 初句と二句の主観は極めて個人的なる発想なり。