新編・伊勢物語 第2897段 連作「北海道を」 その④船旅はロマン 星原二郎第2897段 連作「北海道を」 その④船旅はロマン 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和6年五月上旬の3日 その男の所属する短歌の結社である「桃の会」の 発行する季刊誌の「桃の会だより」57号に 『北海道を』をと題し連作43首を発表し 評価を世に問ひけり。 その連作の第4首は 船旅は 男のロマンと 嘯きて 甲板に立ち ビールを呷る ビールの肴は潮風、大海原の波濤、青空に浮く白雲 遠くに見へる陸地などなど 至福の時を過ごしての作なり。