第2896段 連作「北海道を」 その③三陸沖を航行
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年五月上旬の3日
その男の所属する短歌の結社である「桃の会」の
発行する季刊誌の「桃の会だより」57号に
『北海道を』をと題し連作43首を発表し
評価を世に問ひけり。
その連作の第3首は
はつ夏の 潮風肌に 心地よく
ビールは美味く 三陸沖航く
この歌の心は東京電力の福島原子力発電所を遠く見遣りて後
フェリーは順風満帆…否 帆船にあらねば、順風航行に
気をよくしての歌なり。