第2894段 連作「北海道を」 その①北海道の歌枕へ
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年五月上旬の3日
その男の所属する短歌の結社である「桃の会」の
発行する季刊誌の「桃の会だより」57号に
『北海道を』をと題し連作43首を発表し
評価を世に問ひけり。
その連作の第1首は
未だ見ぬ 歌枕あらば 旅ごころ
やまぬ吾かも あくがれて行く
歌の心は歌人として、知らぬ歌枕の地を訪ねる事は
止め難き衝動にて
具体的には去る年の北海道旅行を詠みたる連作の
モチーフとなりたる作品なり。