第2893段 美空ひばりの折句
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年5月5日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
まう一首、次の歌
不世出の 歌ひ手だつた 美しき
空のあなたに ひばりが唄ふ
を事前に提出し臨みけり。
※折句とは和歌・俳句の各句の最初の一字に物の名などを
一字づつ置きて詠みたる作の事なり。
歌の心は今や伝説となりたる美空ひばりの
東京ドームにての不死鳥コンサートを映像にて鑑賞したる時の
全てを完璧に歌ひたる記憶力に敬意を表しての作なり。
而して、歌会での評価は美空ひばりを知る一部より
得点を頂けど大きくは伸びず残念なり。
【美】【空】【ひばり】では付きすぎにて
折句とは言へぬのではとの意見も聞かれけり。
聡明なる読者子の判断や如何に?