新編・伊勢物語 第2860段 3月24日の中日新聞の島田修三先生の歌壇に入選 星原二郎
第2860段 3月24日の中日新聞の島田修三先生の歌壇に入選
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年3月24日
中日新聞の島田修三先生の選による中日歌壇に投稿し
したる歌は
世の中は 思ふ様には ならぬもの
それがたまには なるから惑ふ
にて、入選を果たしけり。
歌の心はその男の素直なる心の近況を詠みたる作なり。
上の句までならば、言い古され、手垢の付きたる表現なれども
下の句の場面転換を評価されての入選なり。
選者曰く「思うようになったことに、かえって戸惑う下二句が
落語のサゲのようでおかしい」との褒め言葉を頂き
悦に入りけり。