第2838段 脳内の海馬の買ひ替へ
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年2月27日の朝日新聞の
名古屋本社発行の新聞の加藤治郎選者の
「東海歌壇」に
次の歌の
わが脳の 海馬もいたく 傷みたり
取り替へたしと 電気屋へゆく
が入選し歌の仲間より多くの
祝福を受けけり。
※「海馬」とは脳内の記憶力を司る部位の称なり。
歌の心はその男の老いたる部品をあたかも
電気屋にて電池かまたは電球交換をすすが如くの
ユーモアを評価されての入選とぞ覚ゆ。
久しぶりなればいとめでたし。