第2839段 現代日本の神の地位に就きたるは
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年3月10日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
次の歌
民主主義 金科玉条 絶対の
基準が変はる 神国日本
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は日本国民の考へる日本の神の概念を
根底より変更する可能性もあり得る事を詠みたる問題の作なり。
具体的には江戸時代までの神とは太陽神、月読神を始めとする自然神なり。
明治以降は天皇が現人神となり
戦後は天皇が人間宣言をし神の地位より降り
代はりに君臨せしはアメリカ合衆国の価値感である【民主主義】なり。
而して、令和のこんにちは民主主義から、人工知能である【A・I】が
その地位に就きたるとぞ覚えての作なり。
されど歌会での評価は異議を唱へる者
否定的意見を唱へる者のみにて
賛同者は現れず無念なり。
されば賢明なる読者子の意見や如何に?