新編・伊勢物語 第2823段 連作『慣用句の歌』其の壱 指切りげんまん 星原二郎 | isemonogatari2のブログ

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第2823段 連作『慣用句の歌』其の壱 指切りげんまん

 

昔、男ありけり。今も男あり。

その男、令和6年3月5日付けの

立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』284号に

【慣用句の歌】と題し連作15首を発表し

評価を世に問ひけり。

その1首目の作は

 

あの子との 「指切りげんまん 噓ついたら

      針千本のます」 あの子は何処

 

その男の遠き昔に交したる初恋の人の

伊藤かず子ちゃんとの約束を懐かしく思ひ出だして

会ひたき事、この上なしの思ひの凝りて生まれ出でたる作なり。