第2821段 NHKの新介護百人一首 縄文のカリエスの女性
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年2月13日
財団法人NHK財団が主催し
厚生労働省が後援したる
2023年 新介護百人一首 に
更に三首目の次の作品を応募し
縄文の カリエスをみな 歩けねど
介護のありて 命ながらふ
吉報を待ちけり。
この歌の心は、北海道の或る縄文遺跡にて
カリエスを病みたる成人女性の骨が発見され
寿命が全ふ出来たのは当時、すでに介護の思想が
あったことに驚き生まれ出でたる作なり。
而して、この歌も入選作品集を繙きみれど掲載が見当たらず
実に悔しき想ひをいだきけり。