第2815段 松平親氏公の銅像を仰ぎ見て
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年3月5日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』284号に
【徳川家康の所縁の地への吟行】と題し連作5首を発表し
評価を世に問ひけり。
その4首目の作は
泰平の 世こそ徳川の のぞみにて
親氏公の 像を仰ぐも
歌の心は徳川家康公から遡ること九代前の「松平太郎左衛門親氏」を
初代とする松平、後の徳川家の発祥の地を巡りて
出会ひたる野性味たっぷりのおよそ
徳川家康公とは似ても似つかない逞しき姿を
仰ぎ見ての作なり。