第2814段 徳川家康の旗印の意味
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年3月5日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』284号に
【徳川家康の所縁の地への吟行】と題し連作5首を発表し
評価を世に問ひけり。
その3首目の作は
厭離穢土 欣求浄土が 旗印
世界へ今ぞ 拡がりを冀ふ
※「厭離穢土 欣求浄土」とは仏教用語にして
その意は「穢れたるこの世界から、
清浄なる極楽世界をこの世に作らむ」
の切なる願ひを戦闘の先頭の旗に掲げ理念としたる言葉にて
ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとパレスチナとの
戦争の終結の兆しすら予測できぬ現代の世界のそれぞれの
リーダーに聞かせたき言葉なり。