第2812段 徳川家の鼻祖の地の松平
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年3月5日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』284号に
【徳川家康の所縁の地への吟行】と題し連作5首を発表し
評価を世に問ひけり。
その1首目の作は
徳川の 鼻祖の地にして 松平
いま酣の 秋の日をゆく
※「鼻祖とは古代中国では胎生の動物はまづ鼻から形が出来上がる
とされたことから、始祖、元祖、祖先の事なり。
歌の心は徳川家康を遡ること九代前の「松平太郎左衛門親氏」を
初代とする松平、後の徳川家の発祥の地を巡りての連作なり。