第2809段 岡崎の龍渓院の石の羅漢様
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年2月8日
立春知立短歌会の毎月開催の
月例歌会に「龍渓院」と題して
次の歌
苔むして 石の羅漢様 幾とせを
各も各もに 託ち顔なる
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は昨年の秋に立春知立短歌会の公式行事として
開催されたる「徳川家康の所縁の地への吟行会」にての
属目の作なり。
※「託ち顔」とは物事に嘆きゐる顔つきの事なり。
而して、歌会での評価は同じものを見たる同行の仲間にて
「あるある」感が得点へと繋がりまづまづの評価を頂きけり。