第2801段 連作『隠岐の島にて』其の拾参 海底火山の噴火口跡
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、今を去る令和4年10月30日
島根県隠岐諸島の一つの中ノ島の海士町での
第23回 隠岐後鳥羽院和歌大賞の表彰式に臨むため
隠岐諸島へと行き数日間
滞在したる折の連作を
令和6年1月14日発行の
その男の所属する「桃の会」の機関紙である
桃の会たよりの55号に
『隠岐の島にて』と題し連作18首を発表し
評価を世に問ひけり。
その拾参首目の作は
日本海 澄み透き通り 海底の
巌も魚も 鮮やかに見ゆ
隠岐諸島の沿岸の日本海の透明度は日本屈指にて
烏賊をはじめ魚介類の豊富なることも類ひ稀なり。
まさに美しく美味し国の隠岐なり。