第2799段 連作『隠岐の島にて』其の拾壱 中ノ島の海士町のキャッチコピー
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、今を去る令和4年10月30日
島根県隠岐諸島の一つの中ノ島の海士町での
第23回 隠岐後鳥羽院和歌大賞の表彰式に臨むため
隠岐諸島へと行き数日間
滞在したる折の連作を
令和6年1月14日発行の
その男の所属する「桃の会」の機関紙である
桃の会たよりの55号に
『隠岐の島にて』と題し連作18首を発表し
評価を世に問ひけり。
その拾壱首目の作は
離島なれば ≪無いものは無い≫とは 潔し
島には島の 暮らしありける
≪無いものは無い≫とは中ノ島の海士町のいはば
キャッチコピーにて、隠岐の魅力を逆にアピールする
名文句とぞ覚えての作なり。