第2777段 齢人、孫へお年玉を渡す
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年1月2日
その男の子と孫が揃ひ新年の賀を
刈谷市内の中華料理店にて開催し
その初めにあたり挨拶を済ませ
歌を
一族の 齢人とか いつ知らず
なりゐて年始は 年玉を渡す
※「齢人」とはその一族の年長者の事なり。
俳句の季語の「生御霊」とも通じれども
こちらは「死に損なひ」を連想させ好きにはなれず。
その男の孫は上はこの春に大学生となる孫姫を頭に
昔風に申せば元服の歳の16歳の高校生が二人
中学生が一人、小学生が一人
幼児が一人、新生児が一人にて
それぞれのランクを分けて御年玉を渡しけり。
いとめでたし。めでたし。