新編・伊勢物語 第2774段 人生の充実期は 星原二郎第2774段 人生の充実期は 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和6年1月1月松の内の或る日 届きたる年賀状を読み 更に歌を 孫自慢 病気自慢に ボケ自慢 七十代は 豊穣のとき その男、辰年生まれなれば年男にて 6度目なればめでたさは いや優りつつ 人生の充実期とぞ覚えての感慨なり。