新編・伊勢物語 第2760段 「海に浮かぶ島」の発言に違和感をいだきて 星原二郎 | isemonogatari2のブログ

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第2760段 「海に浮かぶ島」の発言に違和感をいだきて

 

昔、男ありけり。今も男あり。

その男、令和5年12月下旬の或る日

某旅行番組にてA島を訪ねたるタレント曰く

「瀬戸内海に浮かぶA島」との慣用句を聞き

歌を

 

海に浮く 島と言ふなれど 海底に

  繋がりゐれば 流れて行かず

 

その発言のタレントの揚げ足を取るが如き歌なれど

その慣用句は「海に浮かびてゐるが如く見ゆる島」を

詰めて言ふがその言葉の本意にて

浮き草、流れ藻、流木、笹舟、漂流物、舵を失ひたる難破船

などなどにあらざれば

流れ動かざる事、至極当然のことなり。