新編・伊勢物語 第2759段 俳句 降鑒の雲の父 星原二郎第2759段 俳句 降鑒の雲の父 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和5年12月上旬の或る日 11月26日に開催されたる 丹後の国は与謝野町での 第12回蕪村顕彰全国俳句大会の 前書き俳句の部に、次の作品 前書き 八月八日は父の命日にしてパパの日なれば 降鑒の父の顔かも夏の雲 ※「降鑒」とは天上から父の霊魂が見守ること。 句の心は死してより28年を経過すれども 今もなほ父親の恩愛に浴してゐるとの 感謝の念を詠みたる作なり。