新編・伊勢物語 第2754段 漢字を忘れ浮かばぬ時 星原二郎第2754段 漢字を忘れ浮かばぬ時 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和5年12月14日の 立春知立短歌会の毎月開催の 月例歌会に次の歌 わが老いを 今し知りたり 詠まむとて ペン握りつつ 浮かばぬ漢字 を事前に提出し臨みけり。 歌の心は単純なる漢字をど忘れしたる時の嘆きにて その原因は加齢よるものとの判断の作なり。 而して、歌会での評価は高齢者の会員から それなりの賛同を得てまづまづの得点となりけり。