第2717段 静岡短歌大会の作 海近き矢作川の川面
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和5年11月5日
駿河の国は静岡市での
第28回 日本歌人クラブ東海ブロックの
「2023 しずおか・短歌大会」に
まう一首、次の歌
旺洋と 流るる矢作 海近み
潮の香しるく 水面きらめく
而して、この作品にも吉報は届かず。
悔しきことこの上非ず。
歌の心は矢作川の河口近くの場景描写の歌なり。
近年、歌壇にては場景歌は流行らず。
されども、和歌の古来よりの伝統こそが
日本人の情緒育成に寄与し
伝統の文化とぞ覚えけり。