第2684段 饂飩派から蕎麦派へと改宗
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和5年10月1日の
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
まう一首、次の歌
うどんより 蕎麦へと改宗 せしはいつ
老いたれ舌の 欲衰へず
を事前に提出し臨みけり。
歌の心はその男の出身地である東三河は
饂飩県とも称される讃岐には劣れども
麺類といへば、うどんを指すといってもよい程の
饂飩王国の地域にて、幼少の頃より
食べ馴れたるはもちろん饂飩なれども
成長しいつの頃より、蕎麦好きとなりたる事を
詠みたる内容にて、単に嗜好の変化を
宗教用語である【改宗】との表現に違和感あり
との意見もあり、更には下の句を蕎麦の魅力を具体的に
述べるのがよいのでは?との意見も聞かれ
評価を得るに至らず残念なり。