新編・伊勢物語 第2682段 現代歌人に苦言を呈する歌 星原二郎第2682段 現代歌人に苦言を呈する歌 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和5年9月の下旬の或る日 或る短歌雑誌を読み まう一首、歌を 難解なる 作をよしとする 現代の 歌の先生よ 素直に歌へ 和歌の本質は古来より述志がその中心なりしかど 今や古来の伝統は破壊され堕落し 国民の真と信から乖離しごく一部の変はり者の 集団の次元の低き遊びとなりたる風潮を嘆き悲しみけり。