第2675段 連作『縄文を』の番外 縄文伝統の邪視文
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和5年9月7日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』282号に
【縄文を】と題し連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
而して15首には選ばざれども
縄文への思ひを更に
詠みたる三首目の歌は
邪視文を 玄関に掲げ わが家へ
コロナウイルス 入るを防ぐ
邪視文とは悪霊や邪悪なるものから
身を守る霊力を持つとされる巨大なる目のこと。
これも縄文以来の伝統にて
その男の玄関には呪ひの邪視文にて
コロナウイルスの感染を防ぎゐるなり。