第2674段 連作『縄文を』の番外 縄文人の爪切り
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和5年9月7日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』282号に
【縄文を】と題し連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
而して15首には選ばざれども
縄文への思ひを更に
詠みたる二首目の歌は
爪切りの 無き縄文の ひと如何に
爪切りゐしや 爪を切りつつ
縄文人の爪切りのみならず
縄文人の歯磨きは如何に?
縄文人のトイレの折の尻拭ひの方法は?
(アイヌの民の尻拭ひは専用の木片を使用)
などなどのとりとめのなき疑問に頬杖を衝き
妄想の時を何よりの楽しみと過ごしけり。