第2642段 創作途中での苦悩に
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和5年8月下旬の或る日
書斎にて歌の創作に没頭し
歌を
下句が 決まらず既に 半年か
百近き候補 意に染まず嗚呼
而して前段の第2641段のチャットGPTに頼り依頼をすれば
意に沿ふ下句が提案されること間違ひなく
されどパンドラの箱を開けたならば
それこそ身の破滅を招く恐れ多く
慌てて蓋をすれば〈希望〉のみが取り残される事態を
招くこと必然なれば悩み続けけり。
※なほ初句の「下句」は「しものく」と読み
「しもく」と読むは間違ひなり。
而して、「上句」は「かみのく」と読み「かみく」とは言うはぬなり。