第2586段 平和なる日本の花見
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和5年6月5日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』281号に
【根尾の淡墨桜】と題し連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
而して、その15首目には入れざれど
没にするには惜しみたれば
陽は昇り あまたの人の 訪ひ来たる
平和なる日本の 春を楽しむ
この歌の心はコロナの感染が終息に向かひ
ロシアによるウクライナ侵攻が続く中で
平和を享受してゐる日本の国民の心境を
代弁の作なり。