新編・伊勢物語 第2579段 根尾の淡墨桜 其の玖 星原二郎第2579段 根尾の淡墨桜 其の玖 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和5年6月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』281号に 【根尾の淡墨桜】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その9首目の作は たがふなく 西の桜の 横綱ぞ 天下に誇る 長寿を讃ふ この桜の種類は野生の江戸彼岸桜にて 日本の三大巨樹の桜の一つなり。