新編・伊勢物語 第2576段 根尾の淡墨桜 其の陸 星原二郎第2576段 根尾の淡墨桜 其の陸 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和5年6月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』281号に 【根尾の淡墨桜】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その6首目の作は 咲きたれば 歌人俳人 写真家を 惹き付けやまぬ 桜なりけり 現代にてはネットとスマートフォンのお陰にて 年年に少しはずれる満開の時期も瞬時に 把握出来るため混むのは致し方なしぞと覚えけり。