新編・伊勢物語 第2567段 信州の藁製の道祖神 星原二郎第2567段 信州の藁製の道祖神 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和5年5月の下旬の或る日 信濃の国を旅せし日の事を思ひ出し 歌を 水篶刈る 信濃芦ノ尻の 道祖神 藁製にして 邪悪を通さず 秋田にも巨大なる藁製の道祖神の鹿島様ありて 庶民の共通の願ひの一つに流行り病など 村内に入らぬ事を強く願ひての信仰とぞ覚えけり。