第2527段 その男の歌の師の石田圭介先生を讃へる歌 其の拾肆
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和5年4月2日発行の
明治期の歌人である落合直文を祖とし
与謝野晶子、鉄幹夫妻により広まりたる
日本浪漫派の「桃の会」の発行するその季刊誌
『桃の会だより』52号に
『石田圭介先生を敬ふ15首』と称したる
連作を掲載発表しその評価を世に問ひけり。
その十四首目の歌は
年ごとに 格まし備ふ 大人なれば
わがこの先の 規範またなし
現代風の言葉にて申せば、その男の
ロールモデルの有力なる一人とぞ覚えての作なり。