第2525段 その男の歌の師の石田圭介先生を讃へる歌 其の拾弐
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和5年4月2日発行の
明治期の歌人である落合直文を祖とし
与謝野晶子、鉄幹夫妻により広まりたる
日本浪漫派の「桃の会」の発行するその季刊誌
『桃の会だより』52号に
『石田圭介先生を敬ふ15首』と称したる
連作を掲載発表しその評価を世に問ひけり。
その十二首目の歌は
朝まだき 出勤前の 時間をば
読書に当てて 貫きしもの
石田圭介先生の会社員時代は多忙を極め
夜は好きな九州の焼酎を楽しむため
早朝の数時間を勉強の為の時間帯とし
数多の書籍を読破し身に付けたる知識量を
敬ひての作なり。