第2523段 その男の歌の師の石田圭介先生を讃へる歌 其の拾
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和5年4月2日発行の
明治期の歌人である落合直文を祖とし
与謝野晶子、鉄幹夫妻により広まりたる
日本浪漫派の「桃の会」の発行するその季刊誌
『桃の会だより』52号に
『石田圭介先生を敬ふ15首』と称したる
連作を掲載発表しその評価を世に問ひけり。
その十首目の歌は
桃の持つ 麗しの風を よしとして
山川先生と 両輪なりき
桃の会の主宰は山川京子先生にして
会計等は別人なれど運営は山川京子先生の方針に従ひ
編集長として欠かせぬ役割を果たされし
功績を讃へての作なり。