第2493段 乗り物としての地球の定員を考へる歌
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和5年3月5日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
まう一首、次の歌
戦争は 神の摂理 か間引かねば
定員オーバーの 乗り物地球
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は現在の地球の人口は約80億人
今後も増え続け遠からず100億の大台を越へることが
予測され、一体 地球は何人までの人口を養へるのか?
疑問を投げかけたる問題の作なり。
而して、歌会での評価は神の摂理に拠り戦争は起こるとの
解釈もあれども さにあらず。
また間引きを促すやうなる神の存在も認めず
との解釈も聞かれしがこれも的外れなり。
約三分の一の参加者からの得点を頂き
一定の役割を果たし終えたるとぞ覚えけり。