新編・伊勢物語 第2491段 水の歌 其の拾伍 星原二郎第2491段 水の歌 其の拾伍 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和5年3月3日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』280号に 【水を】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その15首目の作は 白亜紀の 否よ其の前の 記憶あり 水の流るる 音の親しさ 歌の心は超感覚的なる作にして 生命の起源に遡りての主観なり。