新編・伊勢物語 第2489段 水の歌 其の拾参 星原二郎第2489段 水の歌 其の拾参 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和5年3月3日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』280号に 【水を】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その13首目の作は 三日三晩 雨降り継ぎぬ 旱魃に 苦しむ土地へ 分かつすべもがも 近年は地球温暖化の影響と思はれる大旱魃に大洪水の被害が 世界的な規模で各地に起こってゐて 人間様の都合の良い様に四季順行し水量の配分を願ふのは 人間のエゴであらうか?